金剛株式会社熊本支店納入事例)東海大学 阿蘇くまもと臨空キャンパス様

東海大学阿蘇くまもと臨空キャンパス様に移動棚を納品いたしました

新たな学び舎「阿蘇くまもと 臨空キャンパス」の竣工式が2023年3月26日に執り行われました。「生きた農の力で、創造的な人材と未来を育む農学部」をコンセプトに設計されたこの新しい希望ある学舎から、また多くの優秀な方々が巣立っていくことを思うと胸が踊ります。

弊社はハンドル式移動棚を納品致しました。熊本キャンパスの図書館本館で弊社の初代移動棚から利用頂いており、長期利用での堅牢さや使い勝手の良さを評価頂き、新キャンパスでもご採用頂きました。

移動棚 免震機能に関して

臨空キャンパス様では免震機能付きの移動棚をご採用頂いております。

金剛は1970年代から移動棚の地震対策の取り組みを行ってまいりました。我々は地震対策として以下のコンセプトを基に移動棚の開発を行っております。

 ①利用者の安全:棚を倒壊させない、移動棚を暴走させない

 ②収納物の保護:収納物を落下させない、破損させない、散乱させない

 ③保管機能の維持:地震がおさまり、通常の状態になれば直ちに使用できる状態にする

金剛の移動棚は、地震が起きると移動棚免震装置(3点セット)が作動します。
震度5以上でロック解除システムが作動しフリーになります。この装置により、車輪は固定された状態から自由に回転できるようになります。
そして、エンドストッパー接触防止機能とリリース機能が働き、レールのエンドと移動棚の間に適度なスペースをつくり、移動棚が地震により意図せず暴走するのを防ぎます。

詳しくはカタログを

金剛の移動棚は、三方向同時振動実験で兵庫県南部地震実大波をクリアしています。

実験ではエルセントロ波・タフト波・神戸波など震度7レベルでの振動波形を再現しながら各種の貴重なデータを得ることができました。特に、公開実験では兵庫県南部地震の実大波(神戸海洋気象台観測波)による振動実験を、収納物の落下もなくクリアしました。この実験により、大地震に対する免震移動棚の安全性が改めて実証されました。

傾斜スライド棚

移動棚固定棚の上2段には地震対策のために傾斜スライド棚もご採用頂いております。

傾斜スライド棚は地震の揺れで棚板を傾斜・スライドさせることで図書資料の落下を軽減します。

図書へのダメージを軽減するだけでなく、落下図書によるケガの防止、避難経路の確保にもつながり、BCPにも大変貢献します。

詳細サイト

youtubeのご説明はこちら

揺れの激しかった東日本大震災でも落下を防いだ報告を頂いております。

お客様をつなぐウェブマガジン「Passion」

東海大学阿蘇くまもと臨空キャンパス
熊本県上益城郡益城町杉堂871-12

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