金剛株式会社熊本支店納入事例)荒尾市立図書館様がリニューアルオープン!

令和4年4月にあらおシティーモールに新しい市立図書館がオープンしました!荒尾の干潟を感じる図書館は地元の文化を学ぶ仕掛けが沢山!

荒尾市立図書館リニューアルオープン

デザインのコンセプトは「干潟」

荒尾市は熊本県の北西部にある市で、西は有明海に面し、北は福岡県境と接しています。

世界文化遺産の万田坑があることで知られ、最近はあらおシティモール周辺で人口が増加してきています。

そのあらおシティモールの中にとても素敵な図書館がリニューアルオープンしました。

干潟を感じる図書館

荒尾干潟はラムサール条約に登録しており、単一干潟としても日本全体の干潟面積の40%に及ぶ国内で有数の広さを誇ります。

シギ・チドリ類の飛来地で多くの渡り鳥の中継地点、越冬地としても知られています。

砂や貝殻が多く、他の干潟と比較すると泥は少なく沿岸も歩けるそう。

そんな干潟を感じる仕掛けが随所に散りばめられていて、大人も子供も探究心をくすぐられる図書館です。

こだわりの円形書架

魅力的な図書館の多くに採用されている円形書架。

荒尾市立図書館にも多くの書架が円形に配置され、独立した島のようになっています。

書架自体にも円をつなぐ柱にくぼみをもたせており、細かなデザイン性が全体の調和を図っています。

海の中にいるような児童図書室

児童図書室にも海の仕掛けが沢山です。

舟型の書架や、壁面書架に仕込まれた窓は潜水艦のようで子どもたちの楽しそうな姿が目に浮かびます。

デジタルミュージアム

入り口にはデジタルミュージアムも配置されています。

巨大スクリーンで郷土の魅力や歴史をみんなで閲覧できます。

図書館の備品の制作現場を紹介する映像もあり、我々も非常に嬉しく、みんながハッピーな気持ちになれる図書館です。

傾斜スライド棚

荒尾市立図書館には金剛の得意とする免震対策製品をご導入頂いております。

傾斜スライド棚は地震の揺れで棚板を傾斜・スライドさせることで図書資料の落下を軽減します。

図書へのダメージを軽減するだけでなく、落下図書によるケガの防止、避難経路の確保にもつながり、BCPにも大変貢献します。

詳細サイト

youtubeのご説明はこちら

揺れの激しかった東日本大震災でも落下を防いだ報告を頂いております。

お客様をつなぐウェブマガジン「Passion」

郷土の歴史を深く知る展示

金剛は長年図書館や文化施設様とお仕事をさせて頂き、展示什器も得意分野のひとつです。

そこから展示に関する様々なご提案も行っております。

今回はこちらの壁面展示や展示什器一式もご提供させていただいております。

縄文土器や弥生式土器を眺めていると、古くからこの地を守ってきた先人の暮らしへ思いが馳せます。

荒尾の天才少女詩人 海達公子

海達公子は大正時代の詩人で惜しくも16歳で夭折しました。16歳の生涯の中で5000編の詩や200首の短歌を残しています。海達公子のノートやスケッチも展示されており、展示パネルの「なぜ大正時代に海達公子が活躍できたのか」など、子供だけでなく大人の探究心にも訴えかけます。

荒尾市立図書館
所在施設: ゆめタウンシティモール
所在地: 〒864-0033 熊本県荒尾市緑ケ丘1丁目1−1
電話: 0968-57-7747
https://www.arao-lib.jp/

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